2030年、外国人が多くたむろする田舎町で再会したのは、元日本代表男子カバディチームの面々。彼らは幼馴染であり、2020年の東京オリンピックで男子カバディが正式種目になると聞き、冴えない人生を変えるために一念発起、見事に日本代表となって東京オリンピックで大活躍したのだ。しかし、一人の選手のミスによって日本国民を落胆させてしまった。再会と共に燃え始める苦い思い出と熱い心。10年前の傷を乗り越え、再び栄光を求めて立ち上がる。
2030年、外国人が多くたむろする田舎町で再会したのは、元日本代表男子カバディチームの面々。彼らは幼馴染であり、2020年の東京オリンピックで男子カバディが正式種目になると聞き、冴えない人生を変えるために一念発起、見事に日本代表となって東京オリンピックで大活躍したのだ。しかし、一人の選手のミスによって日本国民を落胆させてしまった。再会と共に燃え始める苦い思い出と熱い心。10年前の傷を乗り越え、再び栄光を求めて立ち上がる。
最近、僕らを取り巻く環境や事情、僕らの中に起こっている不安や寂しさ、劇団は必ずしも永遠でないことを知りました。僕らの輝ける時代はもう終わったのかも知れないし、これから訪れるのかも知れません。しかし、劇団鹿殺しもいつか消えて夢の残骸になることだけは確かです。だったら、僕らは一瞬一瞬を大切に、火花のように閃光を放ちたいと思います。「だから観に来て下さい」なんて、しょーもないことは言いません。舞台は面白いか、観る価値があるか、上演する意味があるか、それだけで判断されれば良いのです。「傷だらけのカバディ」は、実に3年ぶりの新作本公演だそうです。そんなに時間が経ってしまったことに何の意図もありませんが、今、劇団鹿殺しで新しい作品を産み出したい気持ちだけは高まっています。必要なものは旗揚げした頃のような情熱、それさえあれば他に何もいらないのです。
劇団で作品を生み出すことは他にない苦しみです。再演で前回の自分と戦うのも存分に苦しいけれど新作となると、丸腰で激戦の地に赴く覚悟が必要。この数年、サンシャイン劇場など大きな劇場や本多劇場で2作品同時上演など挑戦が続いた劇団鹿殺し。メンバーも30代がほとんどになり、ええ加減で疲れも溜まって参ります。だけど、次は何をやりたい?と聞くと「新作!」との声。3年ぶりの新作本公演という恐ろしい言葉に、決して若くない劇団員たちは「楽しみだなあ」目を輝かせて武者震いをしています。劇団というホームを持つこと、一番苦しい思いをさせてくれる場所の愛しさとかけがえのなさ。色んなものが永遠じゃないとわかってしまった今だからこそ、大切に、そして遠慮なく楽しむべく、ゲストも含め最高のメンバーが集まりました。全世界にこの地獄みたいな場所を自慢に思いながら、「劇団鹿殺し」の最新作を作ります。お楽しみに待っててくださいね!
11月21日(木) | 19:00 | |
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11月22日(金) | 19:00 | |
11月23日(土) | 13:00 | 18:00 |
11月24日(日) | 13:00 | |
11月25日(月) | ||
11月26日(火) | 19:00 | |
11月27日(水) | 19:00 | |
11月28日(木) | 19:00 | |
11月29日(金) | 19:00 | |
11月30日(土) | 13:00 | 18:00 |
12月1日(日) | 13:00 |
12月5日(木) | 19:00 | |
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12月6日(金) | 19:00 | |
12月7日(土) | 13:00 | 18:00 |
12月8日(日) | 12:00 | 16:30 |
株式会社オフィス鹿
「傷だらけのカバディ」チケット担当
ticket@shika564.com