【主な出演作】
舞台：劇団☆新感線『鋼鉄番長』、真心一座身も心も 第1章『たつことかつこ』『齊藤幸子』『昭和島ウォーカー』
映画：『インスタント沼』『ローレライ』
ＴＶ：『ＭＭ９』『猿ロック』『トンスラ』

　粟根さんは劇団☆新感線をはじめ、これまで私が観た舞台では、クールな悪（ワル）のイメージな役どころが多いですね。だけど、そこはかとなく漂うマッチョな香りと信じられないくらいの物知りぶりなど、マニアックな魅力が漏れ出していて、これだけたくさんのファンの方がいらっしゃる秘密はそこなんじゃないかなと。かっこいいだけじゃない、マニアックさ。マニアックな男性ってキュートだなあと思います。今回の作品では、マッチョでマニアックでキュートな粟根さんの姿に乞うご期待。

【主な出演作】
舞台：wat mayhem『パンク侍、斬られて候』、グリング『jam』、『舞台 おくりびと』、D-BOYS STAGE『アメリカ』
映画：『七瀬ふたたび』『さらば愛しの大統領』『裁判長！ここは懲役4年でどうすか』
ＴＶ：『天才テレビくんMAX ビットワールド』

　ナイロン100℃の作品でももちろんたくさん拝見していたのですが、一度歌ってらっしゃる姿も拝見して、ルックスと歌声のバランスがたまらなく強烈だったのが忘れられません。チラシ撮影でヤクザみたいなシャツを渡すと、優しい笑顔で「こんなの着たことないよー」と言いながら信じられないくらいしっくり似合っていたので、今回は憎めないヤクザをやっていただきたいと思います。でもまずは歌っていただこう。あと、衣装は面白く。

【主な出演作】
舞台：嵐大野智主演『転生薫風』、舞台忍者イリュージョンNARUTO、好色必殺時代劇版ミュージカル、URASUJI、劇団鹿殺し『スーパースター』、D-BOYS STAGE〜鴉〜
映画：『劇場版階段レストラン』
アニメ：『バトルスピリッツ少年撃破ダン』『ムーンライトマイル2ndStage』

　森貞さんも西田さんと同じく「スーパースター」で初めて客演してもらいました。さすが「劇団」出身の役者さんなので、鹿殺しの混沌とした稽古場に楽々と飛び込んでくれて、楽しそうに作品作りに参加してくれました。とにかく過酷な日々もすべて良い思い出にしてくださる天才ですね。なので、ドキドキの本多初挑戦の稽古場にはぜひ森貞さんを！と、再びお誘い。先輩なのですが、今回も劇団員ばりにいろーいろ、やっていただきたいと思うので、隅々見逃さないでくださいね。さりげないシーンにも森貞さん、無意味にひそんでると思うので。

【主な出演作】
舞台：花組芝居『恐怖時代』『泉鏡花の夜叉ケ池』『ハイ・ライフ』『花たち女たち』、劇団鹿殺し『百千万』『電車は血で走る』

　3年目のお付き合いになる谷やんです。鹿殺し初の本多劇場とあっては谷やん呼ばんとだめでしょう、ということで。もはや稽古場にいないと不自然なくらい。花組芝居でもどんどん存在感を増している頼れるレギュラー客演です。美しい所作の下に潜ませている、気持ち悪いくらいの身体能力を余すところなく披露してもらう役どころ。鹿殺しの真髄を体現できる役者です。存分に見つめてください。

【主な出演作】
舞台：絶対王様、劇団劇団、ヒンドゥー五千回、ニセ劇団、劇団フライングステージ、FUKAIPRODUCE羽衣などに客演、劇団鹿殺し『スーパースター』
『エビ子・ヌーベルバーグ』という芸名で音楽活動

　鹿殺しにはまだ一回しか出てもらってないのですが、なぜかお馴染み感がでてしまってますね。なんででしょうか。3、4年前に初めて共演してから（親子役だった）、そんなに年は違わないのですがお母さんのような、お姉さんのような。なんだか頼り切っちゃう存在です。初めての皆様にはぜひ、彼女の魂の歌唱、お楽しみに。鼻歌でも響きます。

【主な出演作】
舞台：『日曜日はうっとうしい』、クロカミショウネン18『ボン・ボヤージュ』、劇団SET『バラシ』、劇団フライングステージ『トップ・ボーイズ』『プライベート・アイズ』
映画：『ゴーストもういちど抱きしめたい』
ＴＶ：『恋する日曜日』『ケータイ刑事銭形泪』
自主映画：『トテカン』(主演)

　加藤さんのことは本当によく知らないです。他の劇団で客演されていたときに、フレディー・マーキュリーの役をされていて、それが信じられないくらいに似ていたので帰り道に丸尾と二人、即決して連絡しました。かれこれ６，７年はフレディーフレディー言ってますが、ここまでナチュラルボーンに似てるというのはすごいなと。そこはかとないフレディー的愛嬌や哀愁までも出ちゃってるなんてどういうことなんでしょ。それを解き明かす２か月ですね。よろしくお願いします。

【主な出演作】
舞台：城山羊の会『微笑の壁』、劇団鹿殺し『スーパースター』
映画：『アンダーウェア・アフェア』（主演、岨手由貴子監督）
ＴＶ：『絶対零度』（CX）

　前作「電車は血で走る」の出演者オーディションに参加してくれて、再びの参加です。オーディションの時も、稽古中も、本番中も一貫して「ビールと餃子が好きなぴがし（そう呼ばれていた）」というあっけらかんとしたポジショニングで、みんなを大層和ませてくれました。鹿殺しでしかやらない動きや表情にくるくるしている美人、ていうのが、見ててすごくキュートで面白いので、こちらも隅々、要注目ですよ。