見所
演出の言葉
演出の言葉
演出・菜月チョビ
本多劇場、紀伊国屋ホールと大人な劇場に仲間入りしてきた劇団鹿殺し、3年ぶりに駅前劇場に帰ってきます。せっかく3年に一回のことなのでどうせなら思い切り大人げなく駅前を楽しみたいと思ってます。大阪の駅前から始まる4週間、ぜひとも大人げなく楽しんでもらえたら嬉しいなあと思います。秋のお祭り気分でぜひ通ってきてちょうだいませ。壮大なビジュアルとこのタイトルから滲み出す肉厚なアホさにぴぴっときたあなた、ぜひ。笑ってるうちに心の侍が見つかるかもしれない作品です。夏バテの日本の侍のみなさんも、ぜひ元気になりに来てくださいね。
作家の言葉
作家の言葉
作家・丸尾丸一郎
僕は、凹みやすく、嘘を付き、生き方に芯が無い。日々死ぬことを恐れて生きている。そんな僕の中に、侍の遺伝子は在るのだろうか?いや一体、今の日本人の幾人の心に侍は生きているのだろうか?そして僕は、無性に【侍】を探したくなったのです。名の知れた【侍】ではなく、この日本の地中に埋まって消えていった多くのマイノリティな【侍】を探し、彼らがどう生き、どう死んだのを覗き見て、我が身を正したいと考えている。「田舎の侍」 劇団鹿殺しが、時代劇でロングラン、初挑戦です。