INTRO

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劇団鹿殺し、最後の青山円形劇場公演。

2015年3月末に閉館が発表された、青山円形劇場。劇団鹿殺しは今までに「電車は血で走る」、「スーパースター」(第55回岸田國士戯曲賞最終候補)、「岸家の夏」の3作品を上演し、様々な仕掛けが飛び出す演出と、どの角度でも隙のないステージングで観客を魅了してきた。劇団鹿殺しの魅力が最も発揮される劇場での最後の公演は、絶対見逃せない!
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強力なゲストを迎えて描く、
男達の群像劇。

メインキャストとして、関西演劇界を代表する曲者俳優・福田転球と、演劇集団キャラメルボックスの看板俳優・岡田達也という強力なゲストを招聘。

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楽隊が奏でる電車の音楽が
円形劇場に帰ってくる!

ミュージシャンではなく、俳優自らが演奏するホーンセクション+リズム隊=『楽隊』。劇団鹿殺しの作品にしばしば登場し、重要な演出を担う楽隊は、時に電車となって舞台上を縦横無尽に駆け回り、時に鶴の群れとなって想いを音色にのせて鳴き叫ぶ。本作では2008年に青山円形劇場で上演した「電車は血で走る」で好評を博した、あの電車の『楽隊』が帰ってくる!

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演出の言葉

 2000年の1月に西宮で旗揚げ後、半年で1年間の充電(というかお休み)をとった劇団鹿殺し。サラリーマンやOLを経て、2001年の9月に丸尾丸一郎による初のオリジナル作品「愛卍情」で活動再開してから12年間、特に東京にお引越してからの7年間は本当に休むことなく走り続けてきました。東京に来て最初の2年は文字通りのサバイバルな演劇活動で、丸一日お休みってことはめったにありませんでした。
 今回は12年ぶりの充電。その前に目いっぱいこれまでの12年間を振り絞って、そしてこれから先の劇団のやりたいことを目いっぱいに詰め込んで、充電前公演としたいと思います。これまで劇団鹿殺しを観た事がある方も、一度も観た事が無い方も、ぜひぜひ今回の私たちの姿を目に焼き付けて、これからの私たちに期待をしていただけたらうれしいです。
 劇団と劇団員ひとりひとりの歴史と思いを詰め込んでお届けします。

菜月チョビ

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