演出の言葉
2000年の1月に西宮で旗揚げ後、半年で1年間の充電(というかお休み)をとった劇団鹿殺し。サラリーマンやOLを経て、2001年の9月に丸尾丸一郎による初のオリジナル作品「愛卍情」で活動再開してから12年間、特に東京にお引越してからの7年間は本当に休むことなく走り続けてきました。東京に来て最初の2年は文字通りのサバイバルな演劇活動で、丸一日お休みってことはめったにありませんでした。
今回は12年ぶりの充電。その前に目いっぱいこれまでの12年間を振り絞って、そしてこれから先の劇団のやりたいことを目いっぱいに詰め込んで、充電前公演としたいと思います。これまで劇団鹿殺しを観た事がある方も、一度も観た事が無い方も、ぜひぜひ今回の私たちの姿を目に焼き付けて、これからの私たちに期待をしていただけたらうれしいです。
劇団と劇団員ひとりひとりの歴史と思いを詰め込んでお届けします。
菜月チョビ